自殺について知っておかなければならないこと【まとめ】
「明日は我が身」
決して他人ごとではなく、誰もが吸い込まれてゆく可能性がある
精神力が強い、弱いは関係ない
むしろ、強いものが強がって、強がって、どこにも頼ることなく、八方ふさがりになってしまう
特に長期の休み明けに自殺者数が増加する「連休明けブルー」には注意しなければならない
★ウェルテル効果
マスメディアの自殺報道に影響されて後追い自殺が増える事象を指し、これを実証した社会学者のディヴィッド・フィリップスにより命名された。特に若年層が影響を受けやすいとされる。
「ウェルテル」は、ゲーテ著の『若きウェルテルの悩み』(1774年)に由来する。本作の主人公、ウェルテルは最終的に自殺をするが、これに影響された若者達が彼と同じ方法で自殺した事象を起源とする。
(引用元:https://dic.pixiv.net/a/ウェルテル効果)
★WHO自殺報道ガイドライン
自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識(2017年版)日本語版[PDF形式:2MB]
やるべきこと
- どこに支援を求めるかについて正しい情報を提供すること
- 自殺と自殺対策についての正しい情報を、自殺についての迷信を拡散しないようにしながら、人々への啓発を行うこと
- 日常生活のストレス要因または自殺念慮への対処法や支援を受ける方法について報道すること
- 有名人の自殺を報道する際には、特に注意すること
- 自殺により遺された家族や友人にインタビューをする時は、慎重を期すること
- メディア関係者自身が、自殺による影響を受ける可能性があることを認識すること
やってはいけないこと
- 自殺の報道記事を目立つように配置しないこと。また報道を過度に繰り返さないこと
- 自殺をセンセーショナルに表現する言葉、よくある普通のこととみなす言葉を使わないこと、自殺を前向きな問題解決策の一つであるかのように紹介しないこと
- 自殺に用いた手段について明確に表現しないこと
- 自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えないこと
- センセーショナルな見出しを使わないこと
- 写真、ビデオ映像、デジタルメディアへのリンクなどは用いないこと
★自傷行為について
死にたいくらいつらい心の痛みを和らげるためにしている行為
死にたいくらいつらい今をなんとか生き延びるためにしている行為
※非常に自殺のリスクが高い状態にある
★支援策・相談機関一覧
※代わって連絡してあげる、一緒に行ってあげることが大切。ひとりじゃない。
☆よりそいホットライン https://www.since2011.net/yorisoi/
生活苦・心の悩み・暴力被害など様々な悩みに24時間無料で電話対応(外国語も対応)
☆いのちと暮らしの相談ナビ http://lifelink-db.org/
NPO法人 自殺対策支援センター ライフリンクが運営する生きる支援の総合検索サイト
日本中にある生きるための多種多様な支援策の中から、それぞれのニーズに合ったものへの
橋渡し的なサイト
☆東京メンタルヘルス・スクエア https://www.npo-tms.or.jp/
主要SNS相談 LINE twitter Facebook 及びウェブチャットから、年齢・性別を問わず相談に応じていただけます。
必要に応じて対面相談、電話相談などにも対応しています。
時間は12時~16時、17~21時(受け付けはそれぞれ締め切りの1時間前まで)
☆ストップいじめ!ナビ https://stopijime.jp/
死にたくなる気持ちはしばしばあるもの。
そうした時の緊急的避難措置としてピーコックというものが用意されている。
30分ほどで自殺率を下げることができます。
もともとは米軍の兵士向けに作られたものを日本版に改良したもの。
支援者向けバージョンもある。 https://stopijime.jp/pcop.html
関連動画
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